カウンセリングのすすめ
先日、永田さんと二人で北九州市の「ピア・カウンセリングの手法」という講座を受けてきました。僕なりに思うことを書いてみます。
Wendy21 米島健二
セルフ・カウンセリング
ちょっとした悩みなら、自分で解決しよう。
自分の問題を自分自身に相談する。と言っても頭の中であれこれ悩んだり、一人でぶつぶつ言ったりしない。相談内容を日記などに書いてみることを奨めます。悩みが明確に文章に書けたら解決方法を他人事のように書いてみます。そうすると「なーんだ!」ってな具合に悩みが解消できたりします。この手法をセルフカウンセリングと言います。
恋の悩みとか対人関係の悩みとか他人に話したくない悩みに効果があります。
ピア・カウンセリング
セルフ・カウンセリングで解決しなかったら、将来の事、病気の悩みなどは同じような経験を持つ仲間(Peer)に相談してみては。誰でも良いというわけではなく、ピア・カウンセリングの手法をある程度知っている仲間が良いでしょう。カウンセリングしてもらうだけでなく、時にはしてあげたりしましょう。その為には相談者もピア・カウンセリングの手法を知っている必要が有ります。本を借りたりして日頃から練習しておきましょう。カウンセリングしてくれるような仲間がいない場合は、Wendy21のような当事者の会に入ってみては(入会方法は12ページ。ちゃっかり宣伝!!)。
プロフェッショナル・カウンセリング
セルフ・カウンセリングでもピア・カウンセリングでも納得できない場合、深刻な悩みの場合などは専門家に相談するべきです。セルフ・カウンセリングやピア・カウンセリングを試みた段階で、悩みや解決方法のいくつかは整理されている筈ですから、その辺をカウンセラーに良く話したり、日記を見て貰ったりして理解してもらいましょう。カウンセラーは解決の糸口を教えてくれる筈です。なおカウンセラーは絶対に秘密を守ります。
大切なのは、悩み事を胸の中にもんもんと溜めないで、外に吐き出す事ではないでしょうか。解決方法が見つからなくても、吐き出すだけですっきりするという時が多々あると思います。